堀口恭司が故障で返上したバンタム級王座のタイトル戦で、マネル・ケイプ(26=アンゴラ)が、朝倉海(26)を破り、新王者となった。

1回は互角の打ち合いを演じたが、2回に右フックで朝倉のアゴをとらえ倒した。その後も、倒れた朝倉にパンチの連打を浴びせ、レフェリーが試合をストップ。今年、堀口をKOし、一躍RIZINのトップ選手となった朝倉を相手に鮮やかなTKO劇で勝利をつかむと、そのままリングを降り、解説席に座っていた堀口にキス。次の対戦を要求した。

現在故障中の堀口からは「まず、朝倉に勝ってから挑戦したい」と次期挑戦者への指名を拒否された。ケイプは「この日が来ることを信じていた。王座になると信じていた」とマイクをつかみ、ファンにアピールしていた。