新日本プロレス大阪城ホール大会の前日公開調印式が8日、大阪・ミナミの心斎橋ビッグステップで行われた。IWGPジュニアヘビー級王座初防衛に挑む王者高橋ヒロム(30)は、熱唱で挑戦者リュウ・リー戦への思いを表した。

「2018年7月7日、俺とドラゴン・リー(当時のリングネーム)は全力で戦い、お互いに心、体に大きな傷を負った。明日はその時と少しも変わらない意地の張り合いを見せて、俺が勝つ」。同王座防衛を果たしながら、首の負傷で長期離脱、王座返上に追い込まれて以来となる再戦へ、意気込んだ。

同日に、メインイベントでIWGPヘビー級&同インターコンチネンタル2冠戦がある。それを意識するか、と問われると「<歌詞>俺の気持ちはドラゴン・リー、メインなんてどうでもいい、みんなの中にドラゴン・リー、俺たちがメイン、ドラゴン・リー…」とドラゴン・リーの名前を10回ほど繰り返す歌を即興? で披露した。高橋との再戦を「とても幸せ」と待ち望むリーを「なぜ歌ったか、意味はよくわからないが、何度もドラゴン・リーと言ってくれて、うれしい」と喜ばせた。