ボクシングのWBA世界ミニマム級タイトルマッチ(3日、タイ・ナコンサワン)の前日計量が2日、バンコク市内で行われ、11度防衛中のスーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(29=タイ)、挑戦者の同級10位田中教仁(35=三迫)ともにリミットの47・6キロでクリアした。

田中は世界初挑戦で、日本ボクシングコミッション(JBC)公認の世界戦で日本人が24敗1分けと勝利がないタイでのベルト奪取を狙う。新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、家族などの応援を固辞。「ネガティブな歴史に自分が終止符を打つ」と勝負のリングに立つ。