EVILとの2冠戦に敗れたばかりのIWGPジュニアヘビー王者高橋ヒロム(30)に新たな挑戦者が現れた。

メインの6人タッグ戦でヒロムは内藤哲也、BUSHIと組み、EVIL、ディック東郷、石森太二組と対戦。BUSHIが石森にブラディークロスを食らい、敗れた。だが、試合後にヒロム自身も石森にブラディークロスを決められ、KO状態となった。

倒れたヒロムを見下ろしながらマイクを持った石森は、「だいぶ弱ってるけど、燃え尽きたか?さて、俺は何が言いたいんでしょうか」と謎かけ。「うぅ…」とうめき声で返すヒロムに対し、「答えは、てめえのベルトに挑戦させろ」。ジュニアのベルトをかけたタイトル戦を要求した。石森は19年1月4日の東京ドーム大会でKUSHIDAからベルトを奪い、IWGPジュニアヘビー初戴冠。その後、田口隆祐、獣神サンダー・ライガー相手に2度防衛し、同4月のマディソン・スクエア・ガーデン大会3WAYタイトル戦でドラゴン・リーに敗れて陥落した。

苦しそうにインタビュー場に現れたヒロムは「俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、おもしれえ、やってやるよ。すぐに組め」と石森の挑戦を快諾した。