13日のK-1 WORL GP両国大会(日刊スポーツ新聞社後援)に出場する蓮實光(34)が5日、公開練習に臨んだ。

朝久泰央(29)とのライト級3分3回延長1回を控え、公開したトレーニングでは動きを確認するように2分間のミット打ちを披露した。

「体重も体調もバッチリなので、早く試合がしたいですね」と好調ぶりをアピールした蓮實は、ライト級屈指のハードパンチャーと言われる。

7月のKrushでは18年12月の同級世界最強決定トーナメント準優勝の実績を持つ大沢文也にKO勝ち。大きなインパクトを残した。

K-1ジム五反田チームキングスなどに出稽古して新たな技術を学び、栃木に戻って肉体に染み込ませているという。「攻撃も多彩ですし。現ライト級王者(林健太)を倒した実績もある」と実力派の朝久を警戒しつつ「(試合の同日に)ライト級のタイトルマッチがありますけれど(王者に)ふさわしいのは俺かなと思うので、見ていて欲しいですね」と自信ものぞかせた。

パラエストラ栃木の代表を務め、栃木在住のK-1ファイターとしてK-1王者を目指している。蓮實は「ようやく本戦(スーパーファイト)の切符を取れたので、このまま栃木県初のK-1王者という称号を手に入れたい」と大きな野望も口にしていた。