ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)に、統一戦の新たな標的が浮上した。IBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(28=フィリピン)をサポートする、MPプロモーションのショーン・ギボンズ社長が対戦希望を表明した。海外メディアが7日に報じた。

アンカハスは同級3位ジョナサン・ハビエル・ロドリゲス(メキシコ)との指名試合が、昨年から延期されている。このV8戦に勝利後に、井岡との統一戦を実現させたいとしている。

大みそかにV2を成功させた井岡も、次戦で統一戦を熱望している。3月13日には米国で、WBC同級王者ファン・エストラーダ(メキシコ)と、WBA同級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)による統一戦が予定されている。井岡はこの勝者を第1の標的に挙げている。

WBCはエストラーダとゴンサレスの勝者には、前王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)との対戦を義務付けている。この一戦が優先された場合、井岡対アンカハスが実現する可能性がある。