第3試合のIWGPタッグ選手権試合は、王者タンガ・ロア(37)、タマ・トンガ(38)組が2度目の防衛に成功した。

挑戦者のYOSHI-HASHI(38)、後藤洋央紀(41)組の合体技に苦しめられながらも、セコンドの邪道による竹刀攻撃を背中に受けた後藤をトンガがガンスタンで仕留め、フォール勝ちを収めた。約4年9カ月で計7度の同王座戴冠を誇るバレットクラブのG.O.D(ゲリラズ・オブ・ディスティニー)が快勝した。

YOSHI-HASHI、後藤組の奇襲で試合がスタートし、王者組は主導権を握られた。6種類はあるとされるCHAOS組の合体技を次々と浴びながらも、王者組もトンガツイスト、マジックキラーで反撃。拮抗(きっこう)した試合展開となったものの、ロープにいった後藤の背中に向け、セコンドの邪道が竹刀攻撃。反則技で動きが鈍くなった後藤を捕獲したトンガがガンスタンで大ダメージを与え、3カウントを奪った。