病気療養中の元プロレスラー、アントニオ猪木氏(78)が7日、自身のYouTubeを公開し、11分間に及ぶメッセージを届けた。最後に「1、2、3、ダー」と高らかに叫んだ。

病院のベッドで寝たままの状態ではあったがしっかりとした口調で「もう少し頑張って元気な姿でお目にかかりたいと思っています。とにかくこんな状況でも猪木が一生懸命戦っているという姿を見ていただけたら」と話し始めた。

症状については「少しずつだが、良くなってきている」と明かした。2年前から治療している腰については「時間はかかるけど、手術をしない方向でやっている。前は乗馬ズボンをはいているくらいむくんでいた」と語った。

冗談も飛び出した。「今は何がしたいかと言うと、冷たい水をコップ一杯グワーッと、ついでに生ビールもいっぺんに飲み干したい」とほほ笑んだ。

後半には政治について語るなど話し続け、最後に視聴者に向かって闘魂を注入した。