立ち技打撃格闘技RISEの世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年中にボクシングデビューを目指す。

10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演。番組内で来年3月のRISE大会を最後にキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。

◆那須川が挑みそうな階級の世界王者 スーパーバンタム級(55・3キロ以下)ではWBAスーパー・IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が筆頭。今月3日にIBF暫定王者岩佐亮佑(セレス)を統一戦で下した。WBC王者にはバンタム級時代、山中慎介との世界戦で体重超過したルイス・ネリ(メキシコ)がいる。1階級上のフェザー級(57・1キロ以下)は世界4階級制覇王者でWBA世界フェザー級王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)が人気選手。バンタム級(53・5キロ以下)にはWBAスーパー・IBF王者井上尚弥(大橋)がいる。