フリーのプロレスラーで、大仁田厚(63)のタッグパートナーを務めてきた保坂秀樹さんが2日午前、がんのため死去したことが分かった。49歳だった。

保坂さんは19年8月の大会後に体調不良を訴え、その後入院。検査の結果、大腸がんと診断され、治療を続けていた。その後一時体調は回復するも、肝臓にも転移しており、がんとの戦いが続いていた。

新潟・糸魚川市出身の保坂さんは、高校卒業後の90年にサブミッション・アーツ・レスリング(SAW)に入門。91年にW★INGプロモーション後楽園大会でデビューした。その後はPWCで弁慶のリングネームで活躍。FMW、全日本、ゼロワンなどさまざまな団体のリングで戦った。12年から大仁田とタッグを組み、16年にはFMW認定世界ストリートファイト6人タッグ王座にも輝いた。