RIZIN30大会(19日、さいたまスーパーアリーナ)に出場した朝倉海(27=トライフォース赤坂)が、右拳を骨折していたことを明かした。

20日、自身のユーチューブで「親指の付け根1カ所を骨折、1カ所ひびが入っていた」と説明。ただし手術の必要はなく、1カ月程度で完治するという。「俺治るの早いし、3週間くらいで復活できる」と話し、大みそか大会には予定通り出場する。

朝倉はバンタム級トーナメント2回戦でヤマニハに判定勝ちしたが、1回途中で右の拳を痛め、苦戦を強いられた。試合後は腫れが引かず、夜は眠れなかったという。翌20日に病院で検査を受けたところ、骨折が判明。ケガの程度が軽かったことに「もっとひどいと思っていたから、いい報告じゃないですかね」とホッとした表情を見せた。

大みそか大会では準決勝、決勝が行われる。1日2試合となればプロ初。「初戦でケガをしてしまう可能性もある。過酷な試合になる」と気を引き締めていた。