ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が来年4月、国内で他団体王者との王座統一戦に臨む可能性が高まった。

19日、所属ジムの大橋秀行会長(56)が都内で明かしたもので「来年4月、国内でビッグマッチを考えている」と説明した。井上は年内に首都圏で世界ランカーとの防衛戦を控えており、同会長は「コロナ(=新型コロナウイルス感染症の状況)でどうなるかは分からないが、その次もまた国内でやるつもり」と明言した。

WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(32)WBC同級王者ノニト・ドネア(38=ともにフィリピン)の対抗王者2人が対戦候補となりそうだ。

井上は同日、東京・後楽園ホールで開催されたフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)に足を運び、同門のIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディが臨んだ日本、WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦などの応援に駆けつけた。