フェザー級の渡辺海(19=ライオンズ)が、衝撃の10秒殺で東日本同級新人王と最優秀選手賞を獲得した。同級決勝で拳を交えた吉田諒(30=ワールドスポーツ)にカウンターの右フックを浴びせてダウンを奪取。日本記録となる8秒に次ぐ2位の1回10秒、TKO勝ちを収めた。22年2月6日に東京・後楽園ホールで開催される全日本新人王決勝戦への進出を決めた。

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東日本ライトフライ級新人王となった18歳の高校生ボクサー坂間叶夢(かなむ、ワールドスポーツ)が技能賞を獲得した。2回に得意の右ストレートでダウンを奪った後、追加の連打でTKO勝ち。来春の高校卒業後、ボクシングに専念するという坂間は「(来年2月の)全日本新人王を取って、日本王座を取って、世界にいきたい」と目標を掲げた。