元NXT女子王者紫雷イオ(31)が、急きょ組まれた同王座挑戦権を懸けたタッグ戦に敗れた。同王者マンディ・ローズの策略で次週大会(22年1月6日配信)で設定された3WAY形式王座戦の挑戦者2人を決めるタッグ戦出場が決定。前NXT UK女子王者ケイ・リー・レイと組み、前NXT女子王者ラケル・ゴンザレス、コーラ・ジェイド組とタッグ戦に臨んだ。

ジェイドにフラップジャック、ゴンザレスには場外への月面水爆を成功させた紫雷はさらにドロップキックや619(変形ブーメランキック)、ミサイルキックと怒とうの連続アタックでジェイドを追い詰めた。しかしタッグを組んだレイがゴンザレスの連続攻撃を浴びて主導権を握られた。

ゴンザレスともめだしたジェイドを狙い、レイが背後から丸め込んだものの、ゴンザレスに介入されて失敗。逆にレイがジェイドの丸め込みに屈し、フォール負けを喫した。紫雷、レイのコンビが3WAY形式のNXT女子王座挑戦権を手にすることはできなかった。

また勝利後も口論を続けていたゴンザレスとジェイドに向け、会場ビジョンを通じて策略家の王者ローズが登場。「私の王座を狙っていると破滅するわよ。2人とも私が消してあげる」と挑発していた。