WWEユニバーサル王座の次期王座挑戦者セス“フリーキン”ロリンズ(35)が王座戦での敵セコンドのリングサイド入場禁止権をゲットした。29日(日本時間30日)のプレミアム・ライブイベント、ロイヤルランブル大会(米セントルイス)で同王者ローマン・レインズ(36)と文字通りの一騎打ちに臨む。

大会オープニングで、レインズがいとこのスマックダウン・タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)の呼び出しでリングに登場。自身の王座最長保持記録の更新したことを祝っていると、ロリンズがステージに姿を現した。「もうすぐオレが手に入れることになる王座を祝福するべきだな」と挑発した上で王座戦リングサイド禁止を条件にウーソズに対戦を要求した。

そこにロリンズの仲間ケビン・オーエンズが現れてタッグ戦の舞台が整った。レインズからも「お前が今日負けたらロイヤルランブルで負けたも同然だ。俺は(4月の祭典)レッスルマニアまで休暇にするぞ」とロリンズ敗退の場合は王座戦中止を条件を逆提示。両者の条件を懸けたタッグ戦開催を承認した。

メインイベントで組まれたウーソズとのタッグ戦で、ロリンズは苦戦を強いられた。交代を繰り返しながら攻撃するウーソズに手を焼きながら、仲間のオーエンズがセントーンやキャノンボールをジミーにたたき込んで反撃した。負けじとロリンズもトペ・スイシーダを放って攻め込んだものの、現タッグ王者のコンビネーションは抜群。ジミーに連係したサモアン・ドロップを浴びてしまった。

何とか必殺技カーブ・ストンプでジミーの頭を踏みつけたロリンズだったが、そこでレインズの乱入に見舞われた。スーパーマンパンチを浴びてリングに大の字になってしまった。ただ試合は反則裁定となり、ロリンズ、オーエンズ組の勝利。29日のユニバーサル王座戦は、ウーソズのリングサイド禁止が決定した。