世代を超えたサブミッショントリオが暴れまわった。

大将は「組長」こと72歳、藤原喜明。元祖関節技の鬼は、かつての弟子で鈴木軍リーダー鈴木みのる(53)とザック・セイバーJr(34)を率い、ドラゴン藤波辰爾(68)、オカダ・カズチカ、棚橋弘至組と「NJPW旗揚げ50周年記念試合」と題されたスペシャル6人タッグマッチで対戦した。

【関連記事】レジェンドも集結!新日本プロレス50周年「夢の共演」旗揚げ記念日大会/ライブ速報中

交代のタイミングをめぐって味方の鈴木とぶつかり、張り手を見舞うなど一触即発。同士討ちかと思われる場面もあったが、あふれるパワーは相手にぶつけた。ヒールホールドや脇固めなど、さまざまな関節技を披露。極めつけは必殺技の一本足頭突き。コーナーの金具に自らの頭を打ち付けると、場内に金属音を響き渡らせ、会場を騒然とさせた。新日本プロレス時代から誇る、石頭は健在だった。

試合は、鈴木が新しい団体の顔、オカダにレインメーカーを決められ敗戦した。