無差別級トーナメント決勝(3分3回延長1回)で、ムエタイ戦士のマハムード・サッタリ(31=イラン)が優勝を飾った。

過去2戦2勝中の谷川聖哉(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との顔合わせ。1回に右ストレートからの左フックでダウンを奪取。2回には右ストレートで2度目のダウンを追加した。すると3回すぐに、左フックで3度目のダウンを奪い、同回17秒、KO勝利となった。

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K-1無差別級の歴史に名前を刻んだイランの「暴君」は前日計量の体重85キロ台というクルーザー級よりも少ないウエートで1日3試合という過酷なトーナメントを制覇。2年前、K-1に出るために来日したというサッタリは「本当にうれしい。日本のみなさん、イランのみなさん、ありがとうございます。私はトーナメントを頑張りました。6月の(那須川)天心と武尊のイベント、私も出たい。(K-1)中村(プロデューサー)さん、よろしくお願いします。6月に準備したい。次はベルトが欲しい」とアピールしていた。

またサッタリの憧れのK-1ファイターとなるピーター・アーツもリングサイドで観戦。「こうして日本に来られて、試合を楽しまさせてもらった」と無差別級トーナメントの激闘をたたえていた。