NXT・UK女子王者里村明衣子(42=センダイガールズ)が毒霧を浴びて撃沈した。アイラ・ドーンにベルトを強奪されている里村がリングに現れ「アイラと話すためにここに来た。私のNXT・UK女子王座を持ってこい」と呼び込んだ。ベルトを持って姿をみせたドーンから「私じゃなくて、このタイトルを見たかったんでしょ。明衣子はこれがなくて寂しかったに違いない」と挑発された。

さらにドーンに「タイトルを渡すには少しだけ条件がある。私の決めたルールでリマッチよ」と再戦を要求された。リングに置かれる形で返されたベルトを手にした里村は「再戦したいなら私に聞けばいいと言ったはずよ」と忠告すると同時にドーンの口から毒霧が噴射。もろに顔面に浴びてしまった里村はリングに倒れこんでのたうち回った。大会後、自らの公式ツイッターを通じ、里村は「次は復讐(ふくしゅう)してやる」とリベンジを誓っていた。

里村は3月開催の王座戦でドーンを下し、7度目の王座防衛に成功。しかしドーンに王座ベルトを持ち逃げされていた。前週大会では「私はベルトを持っていない。アイラ・ドーン、来週1対1で話をつけるためにリングに招待する」と対峙(たいじ)を要求していた。これでリマッチによる8度目防衛戦が決まりそうだ。