日米マットで人気を博したレジェンド、73歳のリック・フレアーが「現役引退マッチ」に臨む。7月31日(日本時間8月1日)、米テネシー州ナッシュビル・フェアグラウンズで開催される人気プロレスイベント、シターキャスト5大会で「リック・フレアーのラストマッチ」と題して試合に臨むことが18日までに大会主催者から発表された。対戦相手は今後発表される予定だ。

主にレジェンドレスラーたちが集結し、プロレスファンに向けたステージショー、写真撮影、サイン会が行われるイベントだが、3年半ぶりに開催される同大会の目玉としてセッティングされた。既に米団体AEW所属のジェイ・リーサルらとのトレーニングを積んでいる動画を自らのSNSで公開。試合復帰への姿勢をみせていたフレアーは「私は最後にもう1度、リングへの通路を歩き、すべてが『超雄』であることを証明するつもりだ」などと宣言した。

フレアーにとって11年9月以来約11年ぶりの公式戦となる。これまでWWE、TNA、メキシコAAAなどでリングに登場してきたが、公式戦には臨んでおらず、事実上の引退状態だった。フレアーのラストマッチ前日の7月30日(同31日)には同じ米ナッシュビルで、WWEによる真夏の祭典サマースラムが行われることになっており、プロレスファンの注目になりそうだ。