左股関節唇損傷により、今年1月から長期欠場していたプロレスリング・ノアの元GHCタッグ王者武藤敬司(59)が、今月21日の大田区大会(東京・大田区総合体育館)で復帰を飾る。

18日、都内で行われた記者会見に登壇。メインイベントの6人タッグマッチで、小島聡、丸藤正道と組み、潮崎豪、清宮海斗、田中将斗と対戦することを発表した。

「自分にとって4カ月ぶりの復帰戦ということなんですが、もう少し目立たないようなアンダーのところで試合をしたかった。会見もないような試合で…」と、胸中を明かした。

だが「決まった以上は(やる)。そうそうたるメンバーだけど、一番元気がいいのは俺だというのを見せられればいいかなと思っています」と力を込めた。

ケガの状態については「水がたまっているような状態はなくなったけど、根本的には悪いから、そこは変えられない」と、話すにとどめた。

小島とタッグを組むことに関しては「至って全然。そうそうたるメンバーでも、敵は自分自身だと思っているから。全然気にしません」ときっぱり。小島から、「試合のいいとこを根こそぎ持っていってしまう人」と評されると「最近の俺のこと知らないだろ!」と、突っ込みを入れた。

12月に60歳を迎える武藤は、今年1月16日の仙台大会から欠場。丸藤と保持していたGHCタッグ王座を返上していた。