ロウ女子王座次期挑戦者アスカが屈辱のフォール負けを喫し、3WAY形式王座戦への変更を余儀なくされた。同王者ビアンカ・ブレアが見守る中、ベッキー・リンチとの再戦に敗れ、6月5日(同6日)のプレミアム・ライブ・イベント、ヘル・イン・ア・セル(米イリノイ州シカゴ・オールステートアリーナ)のロウ女子王座戦は王者ブレアに対し、アスカ、リンチの挑戦者2人で挑むことになった。

前週のロウ大会でリンチとの次期王座決定戦を毒霧攻撃で勝利していたアスカはクレームをつけられた。「アスカはズルをした」というリンチの主張が通り、王座戦の追加参戦をかけた再戦が決定。「こいや!こら」とアスカはショルダータックルや顔面キックで攻め込んだ。カウンターのダブルニーからの腕ひしぎ逆十字固め、スーパープレックスを決めれば、リンチのディスアーマーに苦しめられた。

さらに場外戦ではアスカが放ったハイキックが、ゲスト解説にいた王者ブレアに誤爆。動揺していると、そのままリンチにリングアウトを狙われた。何とか9カウントで戻ったものの、待ち伏せしていたリンチに丸め込まれ、屈辱のピンフォール負けとなった。これでリンチの主張通り、ロウ女子王座戦は3WAY形式へと変更されてしまった。