新日本プロレスは6日、選手契約違反の飯伏幸太(40)に、3カ月減俸10%の処分を決定したと発表した。

飯伏は右肩関節前方脱臼骨折などで欠場中の3月、新日本に断りなく他団体の大会に参加し、セコンドにつくなどしていた。そして先月、この行動を問題視した新日本の社員(以下・担当者)からLINEを通じて解雇通告ともとらえられるメッセージを送られたことを告発。その後も担当者とのやりとりのスクリーンショットを添付しながら、会社への不満や批判ととれるツイートを立て続けに投稿し、新日本からの退団も示唆していた。

先月27日、新日本が記者会見を開き、同件の騒動の経緯と現状を報告。飯伏の契約解除を否定したうえで、今後の処分は「検討のうえ後日決定する」としていた。

この日、管理責任として大張高己社長に3カ月減俸10%、同担当者に選手への不適切発言に基づく服務規律違反として3カ月10%減俸及び職務内容の変更の処分を併せて発表した。