ボクシングの緑ジムは27日、前WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29)の再起戦の日程変更を発表した。

当初は8月11日に愛知・刈谷市産業振興あいおいホールで、WBO同級5位タノンサック・シムシー(タイ)と契約体重50キロの10回戦が予定されていた。対戦相手は変わらず、9月10日に三重・四日市市総合体育館に変更となる。地元の三重テレビが中継する。

三重・鈴鹿市出身の矢吹は、高校時代を四日市四郷高で過ごした。やんちゃした時期ではあるが、青春時代の思い出が詰まった地。緑ジムの松尾会長によると「本人も地元でやりたいと言ってきたので、変更することになった」と説明。地元から、世界王座奪取へ再出発することになった。