日本スーパーライト級15位李健太(26=帝拳)がプロ4勝目を挙げた。

WBOアジア・パシフィック同級9位キム・ムーヒョン(29=韓国)とスーパーライト級8回戦で拳を交え、2回0分50秒、TKO勝利を挙げてプロ4勝目を挙げた。2回、サウスポースタイルから左ショートでダウンを奪うと、立ち上がったキムに連打で攻め込み、レフェリーストップとなった。

21年3月の石脇麻生(石田)戦の判定勝利以来、約1年5カ月ぶりのリングを飾った李は「まず正直にうれしいです。勝ててうれしい。(左で倒し)今まで左で倒すことがデビュー戦以降なくて、やっと左で倒すことができて良かった。1年5カ月(試合が)空きましたが、練習は積めましたし、自信はありました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

アマチュア時代に高校6冠を達成し、日本記録となる62連勝をマークした。19年2月にプロデビュー。これでプロ戦績を4勝(2KO)1分けとしたホープは「また1戦1戦、自分は組まれた試合をこなしていこうと思う。いずれ日本王者になれるように戦っていきたい」と目標を掲げていた。