ボクシング元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(43=フィリピン)が24日、格闘技イベントRIZINの会見にサプライズ登場を果たした。

25日の格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)で、人気総合格闘家の朝倉未来(みくる、30)とボクシングに準じるエキシビションマッチで対戦するプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)の前日会見に登場。日本語であいさつすると、「朝倉選手の応援で駆け付けました」と笑顔を見せた。

15年の世紀の一戦でメイウェザーと拳を交えたパッキャオ氏は、先月の中旬にフィリピンで朝倉の練習をサポートしている。「(朝倉は)ボクシングの技術などいろんな質問をしに来てくれましたのでサポートしたい。明日のエキシビションは楽しい試合になると思います。同じアジア人として朝倉選手を応援しています」と全力サポートを明言した。

すると、メイウェザーは「この部屋の人たちが集まっても俺には勝てない」と、すかさずけん制。これにパッキャオ氏は「僕の方が若いし、今も練習している。8階級に挑戦したということも知っておいてほしい。本当のボクサーは思いやりと人助け。それが僕の人生」と、負けじと言い返していた。