プロボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45=米国)が、試合当日に大遅刻して、出場全選手がリング上に顔をそろえるオープニングセレモニーに間に合わなかった。

当初、午前10時30分~11時ごろに都内のホテルを車で出発する予定だったが、1時間以上遅れて午後12時すぎようやくホテルのロビーに姿を現した。

このため午後0時30分すぎに始まったオープニングセレモニーの時間はまだ車で移動中で、参加できなかった。オープニングセレモニーでは対戦相手の総合格闘家・朝倉未来(みくる、30)はリングに登場したが、「フロイド・メイウェザー」は名前を呼ばれただけで姿はなかった。

メイウェザーの会場到着は同0時58分で、同0時40分すぎに開始された第1試合終了後だった。メイウェザーと朝倉のエキシビションは第4試合に予定されているため、メイウェザーの到着後の調整時間は大幅に短縮されることになった。

メイウェザー自身はまったく焦る様子もなく、関係者と言葉を交わしながら、会場入りした。

メイウェザーは22日に都内のフィットネスジムで行われた公開練習でも、寝坊のため開始予定時間から1時間6分遅刻していた。