人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)は、総合格闘技復帰に闘志を燃やした。

25日の格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)でボクシングに準じたエキシビションマッチでプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)に2回TKOを喫した朝倉は大会から一夜明けた26日、自身のSNSを更新。「ボクシングも、総合格闘技もどちらも素晴らしい競技です。いつかキックボクシングもやってみたい」と、さらなる挑戦に意欲を示ししつつ、「まずは強くなった姿で総合格闘技復帰します」と、主戦場への思いをつづった。

大会後は「頭がめちゃくちゃいたい」と話し、検査のために病院へ直行したという朝倉。試合後のユーチューブでは「耳が散った。完全に、全散りした。スースーいってるもん。完全に破れてるわ」と、メイウェザーのパンチで鼓膜が破れたことを明かしていた。

復帰時期は未定だが、早くも実戦が待ちきれない様子。同動画内では「メイウェザーに戦えること自体がいい経験。MMAの選手には打撃でやられないぞ、という自信が付いた。総合格闘家なので早く総合格闘技の試合をしたい」と、意気込みを語っていた。