来春での現役引退を表明している武藤敬司(59)が、新日本プロレスの棚橋弘至(45)に、愛あるダメ出しを送った。26日、記者会見を開き、引退ロード第3戦となる東京・有明アリーナ大会(10月30日)で6人タッグマッチでの対戦を発表した。

武藤は、棚橋から38本のバラの花束を贈呈された。フォトセッション後に、着席した武藤は「棚橋よ。花束を渡すなら、『武藤イズム』なら今話題のメイウェザーのように落とせよ。で、俺が拾ってやるから」と、苦言を呈した。前日25日に行われた総合格闘家朝倉未来と元ボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーのエキシビション戦で、「ごぼうの党」奥野卓志代表がメイウェザーに渡す花束を投げ捨てて、ネット上で大きな騒動になっていた。

これには棚橋も、返答に窮し、「やった方がよかったですかね…。アドリブが効かないんで」と頭をかいていた。