東日本新人王ミニマム級準決勝で、元キックボクサーの石井武志(22=大橋)が1回TKO勝ちで決勝進出を決めた。

アンディ・アツシ(31=宮田)と拳を交え、1回2分16秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。通算戦績を3勝(3KO)無敗で東日本新人王に王手をかけた。

左ボディーからの強烈な右フックでダウンを奪うと、立ち上がったアンディをロープ際に追い込んで一気にラッシュを仕掛けた。左フックをヒットさせたところで、レフェリーストップ勝ちとなった。なお決勝は川上拳汰(20=石川)との顔合わせになる。

福岡・うきは市出身の石井はキックボクシング出身で、大和KICKで第2代52・5キロ級王者にも就いた。昨年からボクシングに転向し、大橋ジムに入門。元K-1スーパーバンタム級王者で現ボクシング東洋太平洋同級王者の武居由樹(26)、アマ10冠ボクサー今永虎雅(23)と一緒に走り込み合宿に取り組み、所属ジムでは日本ユース同級王者森且貴(22)とも積極的にスパーリングを積むなど確実に実力をつけている。