プロボクシング4団体統一ライト級タイトルマッチ12回戦は16日、オーストラリア・メルボルンで開催される。

4団体統一王者デビン・ヘイニー(23=米国)、前3団体統一王者ジョージ・カンボソス(29=オーストラリア)は15日、同地でそろって前日計量に出席。ヘイニーは134・8ポンド(約61・14キロ)、カンボソスは134ポンド(約60・78キロ)でともに計量クリア。恒例のフェースオフ(にらみ合い)が29秒間、行われた直後だった。

ヘイニーが左ひじをカンボソスにぶつけながらガッツポーズをつくると一気にヒートアップ。負けじとカンボソスもガムをかみながら右ひじをぶつけて1歩前に出てガッツポーズすると、ヘイニーがわざと左腕を出して邪魔した。あわてて両陣営が制止に入り、壇上は混乱状態となった。

前回のカンボソス戦に勝利し、4本の世界ベルトを統一した王者ヘイニーは「明日、すべてを取りに行きます。最高の男が勝つことを祈っている」と涼しい顔。一方のカンボソスは「自分の仕事をしてきた。明日、それをみせる。自分は準備ができている。彼が何を準備してきたとしても十分ではないだろう」と強気の姿勢を貫いた。

この勝者が、元3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)の挑戦を受ける予定となっている。ロシア侵攻による母国での兵役を終えて練習再開しているロマチェンコは29日(日本時間30日)、米ニューヨークでジャーマイン・オルティス(米国)との同級12回戦が決まっている。