アスカが約2年半ぶりにWWE女子タッグ王者に返り咲いた。

アレクサ・ブリスと組み、王者イヨ・スカイ、ダコタ・カイ組に挑戦。ブリスがツイステッドブリス(旋回式ボディーアタック)でスカイを沈め、3カウントを奪った。アスカにとって20年4月のレッスルマニア36大会で王座陥落して以来のタッグ王座獲得となった。

ロウ女子王者ビアンカ・ブレアがスカイらのユニット「ダメージCTRL(コントロール)」に囲まれて暴行を受けていると、アスカ、ブリスが一蹴して救出。バックステージでWWE女子タッグ王者スカイ、カイ組への挑戦を表明した。メインで組まれた同王座戦では、アスカは「なめんじゃないぞ!」と雄たけびをあげながらスカイに連係のブルドックやミサイルキックを成功。終盤には猛攻を仕掛け、スカイをアスカロックで絞め、ギブアップさせたはずが、ベイリーの介入でレフェリーが見逃した。しかしベイリーは敵セコンドのブレアにベイリー・トゥ・ベリーでテーブル葬されると、一気にアスカ組ペースに。リングではアスカがスカイの月面水爆をかわし、顔面へのハイキックでダメージを与えると、最後は交代したブリスがツイステッドブリスを成功させてフォール勝ち。アスカ、ブリス組が新女子タッグ王者となった。

試合後には、11月5日(日本時間6日)にサウジアラビアで開催されるクラウン・ジュエル大会で前王者スカイ、カイ組の挑戦を受けることが急きょ決定。アスカは「よっしゃ! タッグチームチャンピオンになったぞ~!!! サウジアラビアでもやったるからな。見とけよイヨ&ダコタ」と挑発していた。