元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者輪島功一氏(79)の孫・磯谷大心(21=輪島功一スポーツ)が初ダウン、初黒星を喫して東日本新人王を逃した。
アマエリート松野晃汰(20=神奈川渥美)との決勝。最終4回、自ら挑んで打ち合いにいき、最後は右ストレートを顔面に浴びてダウンを許した。レフェリーがカウント途中で試合を止めて4回0分53秒、TKO負け。磯谷は「最後は記憶に飛んでいる。気がついたら横になっていた。2、3回は取られていると言われ、倒しにいかないと思った。悔しいですね」と両肩を落とした。
デビューから4勝全KOで東日本新人王決勝まで勝ち上がってきた。祖父輪島氏に続く東日本新人王に王手をかけていたが、アマチュア戦績17勝(5KO)6敗で国体優勝経験もあるテクニシャンの松野に屈した形なった。父和広トレーナーは「相手の動きは想定内でした。フィジカルでは負けないと思っていたので前に出て削っていこうと思ったが、中間距離になった。しっかりとコントロールできなかったところ」と悔やんだ。
既に4回戦(C級)で4勝利を挙げているため、新人王は再チャレンジせずに6回戦(B級)で戦うことを選択するという。磯谷は「まだまだこれから。王者になるまでは。自分のイメージとは変わりましたが、目指すところは一緒なので」と切り替えようとしていた。

