キャリア3年未満の選手を対象にしたフューチャー・オブ・スターダム選手権は、王者・壮麗亜美が桜井まいの挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

終盤強烈なラリアットで流れをつかみ、必殺技の雷の如く(変形パイルドライバー)に持ち込んだが、桜井に読まれ、劣勢に。それでも桜井のコーナートップからの攻撃を避け、再び雷の如くを仕掛け、3カウントを奪った。

昨年3月に朱里の「ボディーガード」として登場すると、4月からシンデレラトーナメントに参戦。敗れはしたが、その後の「5★STAR GP」では勝ち点11を挙げる快進撃を見せた。10月に11度目の防衛を狙った羽南を破り、プロレスラーとして初めてのベルトを獲得。スターダムの中での地位を確立した。

試合後は「次の相手はどうなるのかな」と早くも次を見据える。2度目の防衛も達成し「自分で指名するかも」と、自信ものぞかせた。スターダムの未来を担う存在になるため、簡単にベルトを渡すわけにはいかない。