プロボクシング元WBOアジア・パシフィック、元日本スーパーライト級王者の井上浩樹(30)がいとこの前4団体統一バンタム級王者の尚弥(29)、元WBC世界同級王者の拓真(27=すべて大橋)兄弟の走り込み合宿にフル参加した。

2月27日から3日間、静岡県内でフィジカル中心メニューを3人で取り組み、1日に打ち上げた。

20年7月に日本同級王座陥落した後、引退表明したものの、尚弥らの激励などで昨年2月に現役復帰を決断。先月16日、パコーン・アイエムヨッド(タイ)戦での2回TKO勝ちで再起戦を飾っていたものの、早くも本格的に始動した形となった。今春、世界戦を控えているいとこ2人に刺激を受けており「いつも合宿中にケガをするのですが、ケアしてやり遂げることができました。今回の合宿テーマは『休んでいられない』『特急』です。自分には時間がないので」と口にした。