「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔がWWE復帰戦を勝利で飾った。マッドキャップ・モスとのシングル戦に臨み、1分29秒、左ひざのキンシャサ(ニー・ストライク)で3カウントを奪った。ゴング直後から襲いかかってきたモスに対し、スライディング式ジャーマン、コーナートップからの飛び膝蹴りで反撃。最後にキンシャサでとどめを刺した。試合後、敵セコンドにいたエマから襲撃指令を受けたモスに襲われたものの、中邑は飛び付き式腕ひしぎ逆十字固めで追い詰めて貫禄をみせつけた。
22年11月11日のスマックダウン大会で組まれたスマックダウンW杯1回戦で敵セコンドの妨害を受けながらメキシコ代表のサントス・エスコバルに敗退して以来、154日ぶりのWWE復帰となった。
試合後、中邑はインタビュアーのケイラ・ブラクストン氏の問いかけに「復帰できてうれしいよ」と勝利の汗をぬぐった。1月1日に日本に戻って対戦したグレート・ムタ戦を振り返り「ムタ戦では素晴らしい勝利を挙げた。WWEの長い歴史の中でも歴史的な出来事だったのではないか。あとは充電できたし、再起動できたよ」と満足顔。WWE復帰後のプランを問われ「良い対戦相手が必要だし、ワールドタイトル(世界王座)を狙っているさ」とハッキリと言い切った。現在、WWEヘビー級、ユニバーサル両王座は統一王者ローマン・レインズが保持している。
また中邑戦後、カリオン・クロスと妻のスカーレット夫人がVTRで登場。タロット占いするスカーレット夫人の目の前にあるカードが1枚だけ中邑になっていた。クロスは「チック、タック」と秒針音をつぶやき、中邑をターゲットにしている様子をうかがわせていた。

