格闘家・三浦孝太(20=Brave)が、デビュー3連勝を逃した。MMA初挑戦のYA-MAN(26=TARGET SHIBUYA)と対戦し、1回3分13秒TKO負け。MMAの“先輩”ぶりを見せつけられなかった。

父である、キングカズこと、サッカー元日本代表FW三浦知良(56)が大好きな「男はつらいよ」のオープニングテーマに合わせて登場。華やかな登場のYA-MANとは対照的に、武骨な姿で闘志を燃やした。

ゴングと同時に前に出て打撃戦を仕掛けると、得意のグラウンドの展開に持ち込んだ。だが、YA-MANに逃げ切られると、左フックを被弾。倒れ込んだところにパウンドを落とされ、レフェリーが止めた。

涙が止まらなかった。試合後は鼻血を流しながら、天を仰いでしばらく動けなかった。YA-MANと言葉をかけあってリングを下りたものの、退場するまで涙を拭い続けた。インタビュールームでは「自分1人では戦っていない。何としても勝たないといけないと分かっていた。自分でもがっかり」と悔しさをにじませた。

それでも「ビビっちゃうと思っていたけど、リングに上がった時は怖くなかった。引かずにパンチ振ったり、タックルいったり、出せた部分かと思う」。憧れの那須川天心の父、弘幸氏から受けた打撃指導の成果も口にした。

デビュー戦の連勝は止まったが、ここからが本当のスタートだ。「YA-MAN選手がいいのであれば、打撃を教えてもらえたらいいな。本気で戦っている者同士、アドバイスもあると思う。自分のモノにしていきたいと思います」と、「昨日の敵は今日の味方」でさらなる成長を誓った。

21年大みそかの「RIZIN.33」で、元ホストYUSHIから、サッカーボールキックで、1回TKO勝ちの鮮烈デビューを飾ったが、それ以降は順調な日々ではなかった。初めて経験する世間からの注目。悩む日々を過ごした。ただ、そこで終わらなかった。「格闘技が好きで始めたころの気持ちを思い返した。そういう気持ちを見せられるかなと思います」。格闘技への愛を再確認し、ぶつかった一戦だった。

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