「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)が行われ、人気格闘家の朝倉海(29=トライフォース赤坂)が21年大みそか以来、約1年4カ月ぶりの復帰戦で、3回TKO勝利を収めた。


◆朝倉海×元谷友貴 ラウンド速報

第13試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/61キロ


朝倉海3回
TKO
元谷友貴

1回、朝倉海(右)は元谷友貴に飛び膝蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
1回、朝倉海(右)は元谷友貴に飛び膝蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
元谷友貴に勝利しセコンドと喜ぶ朝倉海(撮影・滝沢徹郎)
元谷友貴に勝利しセコンドと喜ぶ朝倉海(撮影・滝沢徹郎)
朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)
朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)
朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

朝倉×元谷1回

朝倉が開始早々、右ストレートを繰り出すも空を切る。1分すぎに5連勝中の元谷が飛び込んできたところに、朝倉の左の跳びヒザ蹴りがアゴに決まる。残り2分からロープ際で組み合ってヒザ蹴りの応酬が続き、朝倉のヒザ蹴りが元谷の股間に入ってしまい、しばし中断。再開後、お互い距離をとって蹴りを繰り出す。残り1分を切ってから再びロープ際で組み合いが続き、そのままゴング。やや朝倉ペースもお互い決め手はなし。


朝倉×元谷2回

開始から朝倉が前に出てプレッシャーをかけ、元谷をコーナーに詰めてパンチを上下に散らす。1分半すぎに元谷が朝倉を倒して上になる。朝倉が立ち上がるが、元谷は立ったままコーナーに朝倉を押しつけ、再び上になる。残り50秒から再び正対してパンチの打ち合いに。朝倉の左ボディーアッパーから右ストレートが元谷の顔面に決まり、元谷が吹っ飛ぶ。最後の攻撃でやや朝倉有利か。


朝倉×元谷3回

開始から元谷が組みついて朝倉のバックを取る。朝倉が反転して元谷をコーナーに押しつけて細かいヒザ蹴りを繰り出し、左ひざ蹴りが元谷の脇腹に決まると、元谷が後退。さらに元谷が右フックを振り抜いたタイミングで朝倉が左のヒザをカウンターでたたき込むと、元谷がダウン。そのままレフェリーが試合を止めた。


☆朝倉海 ずっとけがで出来なかったので、本当に楽しかったです。やっぱ格闘技って最高と思いましたし、会場を爆発させると思っていたので、良かったです。イメージ通りでしたけど、四つの組みが力強かった。膝は狙っていたし、感覚的に入りそうと思って入れました。アーチュレッタの試合も見ていたけど、やっぱ強いし、完成されている。ベラトールに勝てていない現状がある。僕が倒して、世界に舐められないように、必ず勝ちます。(7月のタイトルマッチは)最初からそのつもりでいた。全然大丈夫。拳も大丈夫。けがもない。すぐに練習を再開して、次の試合に備えたい。(朝倉兄弟での勝利)それが一番言いたかった。兄弟そろって、試合していなかった。やっぱ俺らいると違うでしょって言いたかった。日本の格闘技を盛り上げていくってことを伝えたかった。(進化した姿は)ダウン取ったのも、練習してきたコンビネーション。用意していた技も、もっともっとあったけど、使わずに終わった。(試合中の笑顔は)やっと試合が出来る、出来ている、自然と出てきた笑顔かなと。(赤髪は)ノリでやったので。一生染めることはないかなって思ってたけど、次はみなさんの声を聞いて決めようかなと

朝倉海1年4カ月ぶりの復帰戦KO勝利 兄未来見守る中で元谷友貴に強烈な左膝一発

朝倉海「アーチュレッタをぶっつぶす!」7月2度目のバンタム級王座かけて対戦へ

★元谷友貴 途中まではイメージ通りだった。少し休んで考えます。すごく粘り強かったなと思いました。なかなかいいポジション取らせてもらえなかった。相手がうまかった


◆三浦孝太vsYA-MAN

第9試合 RIZIN MMA特別ルール:5分×2回/66キロ


三浦孝太1回
TKO
YA-MAN

父でキングカズことサッカー元日本代表FW三浦知良(56)が大好きな「男はつらいよ」のオープニングに合わせ、“リトルキング”三浦孝太(20=BRAVE)が登場。


三浦×YA-MAN 1回

キックボクシング出身で総合格闘技初挑戦のYA-MANがゴングと同時に前に出て打撃戦を仕掛ける。総合格闘技3戦目の三浦がすぐに飛び付いてYA-MANの首を取ってグラウンドに持ち込む。

その後、再び2人は離れて、三浦が飛び込んだところにYA-MANの左フックがヒット。そのままグラウンドの展開になる、。再度2人が離れて、YA-MANが再び左フックをさくれつさせる。三浦が倒れ込んだところをYA-MANがパウンド。レフェリーが試合を止めた。


三浦孝太3連勝ならず流血初黒星 MMA初挑戦YA-MANに痛恨1回TKO負け

キングカズ次男・三浦孝太1回TKO負け/詳細

デビュー戦で三浦孝太に勝利のYA-MAN「三浦選手の父と比べて自分の父は…」

生歌で入場する三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
生歌で入場する三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
1回、三浦孝太(左)に勝利し喜ぶYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)
1回、三浦孝太(左)に勝利し喜ぶYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)
試合後、言葉を交わすYA-MAN(右)と三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
試合後、言葉を交わすYA-MAN(右)と三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
三浦孝太対YA-MANの試合後、笑顔を見せる那須川天心(撮影・滝沢徹郎)
三浦孝太対YA-MANの試合後、笑顔を見せる那須川天心(撮影・滝沢徹郎)

YA-MANの試合後コメント

-感想

「楽しかったですね。試合までも楽しかったし、試合も練習でやってきたことしかやっていないので、試合で出たので、これがMMAかって。楽しかったですね」

-リングの光景 

「気持ちいいですよね。大勢の方の前で歓声がある前でKOするのは気持ちいいですね」

-入場 

「THE MATCHより派手にしました。毎回、期待以上のモノを出していかないとびっくりしないので。常にびっくりさせたいので。大変ですよ。金がかかってしゃあないです」

-孝太の試合前後のイメージ

「戦う前のイメージはもっと、温厚な感じかなて思っていた。でも、瞳孔ガン開きでにらんできた。そこはファイターだなって。育ちが良いとかじゃなくて、荒々しいって感じでした。試合前から楽しみになりました。向こうも来るんだと感じた。やる気で来るんだと感じたすね」

-今後 

「目標はなくて目の前の試合を盛り上げる。それだけですね。ベルトとかはそんなに興味ないですね」

-キック、MMAのKOの違い 

「そんなないですね。同じですね」

-痛みの違い 

「今回はノーダメージなので。パンチとかもそんなもらったことないので。いつもノーダメージです」

-首を絞められた

「練習通りでしたね。引き込んでくると思ったから、壁に押しつけて、落ち着いていた」

-パニック 

「打撃のコンビネーションも膝も練習でやってきた通り」

-MMAの感触 

「意外と出来たと思ったすね」

-試合後のリングでの会話 

「対戦してくれてありがとうと言いました。彼は皇治選手との試合から見て、リスペクトしていますと言ってくれて。今度一緒に打撃教えてくださいという話をもらいました。2人でこれから格闘技盛り上げていこうという話をしました」

-芦澤 

「別にやってやってもいいよって感じですね。またみんなの前でボコボコにされたいならね」

-パウンド

「効いているか分からなかった。ガードの上からフルスイングで打っていた。面白かったですね」

花道の美女軍団の間を入場するヤーマン(撮影・滝沢徹郎)
花道の美女軍団の間を入場するヤーマン(撮影・滝沢徹郎)

-入場 

「15人で、今回は150万円ですね」

-頭皮を心配 

「けがはなかったけど、毛がなかったですね」

-イケメン狩り 

「爽快です。これで女性ファンが付いたらいいですね。でも、どうなんだろう。嫌われたのかな。まだSNS見ていないので、ふざけるなってDMあったら辞めますイケメン狩り」

-練習は

「基本的にジムで、ジムの初心者クラスで一緒に練習していました」

-天心とは会話 

「かましたなって言われました。あの子って、感性で生きているんで。ウェーイって感じで、自分にない言葉で言ってくるので。よく分からないです」


三浦孝太の試合後コメント

-感想 

「本当に悔しいですね」

-イメージ

「パウンドというか、組んでからの何だろう、テイクダウンは取れると思っていたけど、取った後の力とか、思っていたよりも力が強かった」

-作戦は

「テイクダウン行くは分かっていたと思うので、フェイントにして、そこからの打撃を大技までいかないけど、下がらせる、入る振りして打撃にいく、何パターンか用意していたけど、フェイントかければいいシーンで入ってしまった、作戦通りに出来なかった」

-今後 

「もうすぐに、トレーニング再開して、やれることを格闘技をやっていきたいと感じです」

-相手の攻撃

「最後ちょっと覚えていないけど、スタンドでは正直、もらった覚えがなくて。最後のパウンドが強かったのかなと…」

-レフリーがストップしたところは止めてほしくなかった? 

「今回は何が何でも、打撃が効いても、テイクダウンいって、入れなかったら、パンチ、蹴りをする予定だった。そこが本当に、もっとやりたかったですけど、審判がいたおかげで、試合が出来ているので、審判にたいして何もないけど、勝つまでやりたいというのは素直な意見ですね」

-フィジカル 

「強かった。テイクダウン取った後に、やる動きを何パターンか用意していたけど、反転してしまった。それが想定外だった。

 見てろよ発言の試合は出来たか? もう全然出来ていない。またチャンスいただけるならですけど、自分は他のライジンに出ている誰よりも実績がないですし、ここに立つ権利は薄いと思っていて、だけど、勝っているから、勝っていれば出られる、と思っていた。今回負けたので、ん~どうしようかなって感じですね」

-那須川会長がセコンド 

「打撃の作戦を立ててくれた。MMAにしかない作戦、普通の格闘技にないような動きを用意していた。思ったより、その展開にすらならなかった。考えてくれていたのに、申し訳ないですね。KOも狙っていた。もったいない」

1回、三浦孝太(左)に膝蹴りを見舞うYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)
1回、三浦孝太(左)に膝蹴りを見舞うYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)

-相手との差 

「感じましたね。MMAを本気で2、3年たつけど、自分のキャリアよりも、YA―MAN選手の経験、場数の差が出た。榊原さんが、自分を使ってくれる限りはどんどん戦っていって、成長していくストーリーを見せていきたい。うれしくて、これからもその負けを恐れず、チャレンジしていきたい」

-手応え 

「自分がビビっちゃうと思っていた。だけど、リングに上がった時は怖くなかったし、引かずに、自分の中で、ドンドントライしようと思っていたことを出せていない部分多いですけど、パンチ振ったり、タックルいったり、出せた部分かと思います」

-YA―MANに指導をお願いした? 

「渋谷は自分の家から近いんですけど、試合前からYA―MAN選手を見かけていて、ばれないように、道を変えたり、そういうこともあって、練習していることも知っていた。自分はどんどん、上に行きたいので。吸収していきたい。今回、那須川さんにも力を借りたけど、YA―MAN選手がいいのであれば、打撃を教えてもらえたらいいなって。本気で戦っている者同士、アドバイスもあると思う。自分のモノにしていきたいと思います」

-最後の場面 

「引き込みも力の差というか、宇高の対処でつぶされた。自然としたになって。あんまうまくいかなかった。自分1人では戦っていない。この後にブアカーオの試合もあって、タイの人も見てくれたいたと思う。何としても勝たないといけないと分かっていた。自分でもガッカリですね」


◆試合後

榊原CEO「7月末に、みなさんの想像の外側にあること」ベラトールと画策


◆ラウンドガール

リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎)
リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎)

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◆試合経過


第12試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/61キロ


井上直樹3回
判定(0-3)
フアン・アーチュレッタ

☆フアン・アーチュレッタ 素晴らしい試合じゃなかったですか? 井上選手はやる気で来たなと感じました。予想したように、戦争、果たし合いが行われたような感じだった。(7月の朝倉海とのタイトルマッチは)非常に興奮していて、たくさんの人々から注目される試合になる。1つ言うなら5ラウンドあれば、(海を)深海に引きずり込んで窒息、酸欠になるような試合になる

アーチュレッタ、井上直樹に有利な展開許すも「泥くささ」光った!逆転粘り判定勝ち

★井上直樹 アーチュレッタ選手強かったです。思ったより、タックルが低かったというのはありました。

2回、フアン・アーチュレッタ(手前)は井上直樹にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
2回、フアン・アーチュレッタ(手前)は井上直樹にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
3回、井上直樹(手前)はフアン・アーチュレッタに攻められる(撮影・滝沢徹郎)
3回、井上直樹(手前)はフアン・アーチュレッタに攻められる(撮影・滝沢徹郎)


第11試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/71キロ


ホベルト・サトシ・ソウザ3回
判定(3-0)
スパイク・カーライル

★スパイク・カーライル 正直なことを言うと、判定に不服を持っている。人間は嘘をつくが、数字は嘘をつかない。勝つことはやれたのかと思う。顔にあざもない。是非リマッチしたいと思う。1ラウンド20分、完全決着の試合、どちらが死ぬまでやりたい

試合後、スパイク・カーライルに勝利したホベルト・サトシ・ソウザはファンに謝罪する(撮影・滝沢徹郎)
試合後、スパイク・カーライルに勝利したホベルト・サトシ・ソウザはファンに謝罪する(撮影・滝沢徹郎)


第10試合 RIZIN キックボクシングルール:3分×3回/70キロ


ブアカーオ・バンチャメーク3回
ドロー
安保瑠輝也

K-1王者安保瑠輝也「自分の負け」元MAX世界王者ブアカーオとドローに笑顔なし

3回、安保瑠輝也(左)はブアカーオ・バンチャメークにパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
3回、安保瑠輝也(左)はブアカーオ・バンチャメークにパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)

ブアカーオの試合後コメント

-感想

「スッキリしています」

-ドロー 

「今日の試合は勝ち負けよりも、全力で戦う姿を見てほしかった。出し切ることが出来た。気分としてはすっきりしています。まだスタミナもある。興奮できる試合ができたことに達成感がある。自分としても自信がついた。これからにつなげていきたい」

-安保について 

「まだまだ若い選手で、力も持っている。技に関してもテクニックがあることは分かりました」

3回、ブアカーオ・バンチャメーク(右)は安保瑠輝也に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
3回、ブアカーオ・バンチャメーク(右)は安保瑠輝也に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)

-今後 

「試合の予定は入っていますので、力をつけていきたいですし、自分が健在だということを見てもらいたい。ブアカーオまだやれることを分かってもらいたい」

-何故まだ続けられる 

「自分には大きな経験がある。まだまだ証明したい…がある。努力をすれば、続けられる、スタイルを見せられることを証明したい。経験があるけど、この年齢になったからといって、昔のように戦えないだけじゃなくて、同等に戦えることを証明していきたい」

-序盤の相手の攻撃 

「自分としてはダメージはなかった。

 判定を聞いて 引き分けに関しては、残念に思っているのはない。まだまだ健在、闘争心があることを見せられたと思う」

安保瑠輝也の試合後コメント

-感想 

「本当に情けないなっていう感想です」

-ドローの結果に? 

「それもあるし、大口をたたいていいやつは、有言実行できるやつと思っている。自分の試合に注目してもらうためにMMAについて、『男同士ゴロゴロやっても、つまらないな』って言ったり、批判の声を見返してやろうと思っていたけど、結果が伴わなくて情けない」

-ブアカーオは?

「とことん前に出てくる、魔裟斗さんがYouTubeで言っていた通りになってしまった」

-RIZIN初舞台 

「いろんな賛否両論が起こる発言もした中、正直ブーイングが起きてもおかしくない中で、応援してくれる方、温かい声も聞けて、うれしかったですね」

-今後 

「結果はドローですけど、自分に負けていると思っている」

-ブアカーオは想像以上だったか? 

「タフさですね。世界の70㌔と戦ってきたタフさは異常でしたね」

-憧れの相手 

「感慨深いものはありましたけど、今日は自分の負けだと思っている」

引き分けに終わり記念撮影する安保瑠輝也(左)とブアカーオ・バンチャメーク(撮影・滝沢徹郎)
引き分けに終わり記念撮影する安保瑠輝也(左)とブアカーオ・バンチャメーク(撮影・滝沢徹郎)

-ブアカーオと会話 

「コップンカーとは伝えさせてもらいました」

-ファンからは口だけという言葉もあった 

「受け入れるというか、言われて当然。あの強気な発言して、この結果なので仕方ないです」

-スタイル 

「今日に関しては、自分にガッカリしている状況。次はどうとか言えないですね」

-試合前には、他の選手と〝舌戦〟も 

「試合前にする部分ではなかったなと思うものもありますね」

-今、MMAゴロゴロ発言について思うことは? 

「難しいな…。負けているので…。俺の発言が間違っていました」

-出直し 

「こんなじゃ口だけなので。もっと修行を積んで、心も体も強くなるしかない。格闘技じたいは好き。今まで以上に、格闘技一本でやっていきます」

-ブレイキングダウンとの関わり方 

「僕が試合に出ることはないです」

-平本に何か言うことは? 

「特にないですね。(Twitterでは1年後にMMAでやろうと言っていたが)勝ってマイクで言うつもりでしたけど、ドローでしたし」

-トラッシュトーク 

「それは分からない。意味のない喧嘩はしないと思います」


第8試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/57キロ


ジョン・ドッドソン3回
判定(3-0)
竿本樹生

☆ジョン・ドッドソン (ミュータントタートルズの着ぐるみ、ニット帽をつけて登場)リングに上がった瞬間から大の方をしたくて、思うような動きが出来なかった。思うようなパンチを打つことが出来なかった。リングの上で、大を漏らすことはしたくなかったんだ。2発以上打つと漏れてしまうので、連打は2発までと決めていました。最高。素晴らしい気持ち。

ドッドソン「2発以上打つと漏れてしまう」リングに上がった瞬間から便意も勝利

ジョン・ドットソン、抜群の身体能力で15連勝狙った竿本樹生に3-0貫録判定勝ち

★竿本樹生 出し切って負けた。後悔はない。思っていた以上にパンチ痛かったですね。久しぶりに負けて何を言っていいか分からない。

竿本樹生に勝利したジョン・ドッドソンはセコンド、ラウンドガールと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
竿本樹生に勝利したジョン・ドッドソンはセコンド、ラウンドガールと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)

第7試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/66キロ


芦田崇宏1回
一本勝ち
摩嶋一整

☆摩嶋一整 ようやくRIZIN1勝目なので、ホッとしています。地元で応援してもらっているけど、3連敗って期待に応えられなくて、勝てて良かったです。2勝、3勝と勝っていって、ベルト取りたいですね。

★芦田崇宏 何も出来なかった。完敗ですね。完全に盲点を突かれた。テイクダウン強い選手。自分の甘さが出た。また呼んでもらえるように頑張ります。

1回、摩嶋一整(右)は芦田崇宏を投げる(撮影・滝沢徹郎)
1回、摩嶋一整(右)は芦田崇宏を投げる(撮影・滝沢徹郎)

第6試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/66キロ


佐々木憂流迦3回
判定(3-0)
ボイド・アレン

☆佐々木憂流迦 テイクダウンまでの流れは考えていて、バック取って決めようと、いろんな方法を考えていたけど、思っていたよりも寝技が出来る選手で苦労しました。まだまだ出来ていない部分が多いので、修正してもっと強くなれるように頑張りたい。

佐々木憂流迦2年半ぶり勝利 元EFCフェザー級王者ボイド・アレン相手に

3回、佐々木憂流迦(右)はボイド・アレンにパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
3回、佐々木憂流迦(右)はボイド・アレンにパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)

第5試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/71キロ


岸本篤史2回
TKO
ビクター・コレスニック

2回、ビクター・コレスニック(左)は岸本篤史に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、ビクター・コレスニック(左)は岸本篤史に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
ビクター・コレスニックにTKO負けした岸本篤史は担架で運ばれる(撮影・滝沢徹郎)
ビクター・コレスニックにTKO負けした岸本篤史は担架で運ばれる(撮影・滝沢徹郎)


第4試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/57キロ


伊藤裕樹3回
判定(0-3)
山本アーセン

山本“KID”徳郁のおいアーセンが2年9カ月ぶりの復帰戦勝利 母美憂も笑顔

☆山本アーセン やっと、ゆっくり寝られるような気がします。呪いが解けたような気がします。復帰までの2年9カ月かな。それが一番辛かった。何のために生きているのかって。生きている理由が分からなかった。何の刺激もなくて。生きていくってことが辛くて。人間として刺激のない毎日を過ごしていた。今、すごい生きている感じがします。1人だったら、とっくに他のことやっているのか…。1人だったらキープできなかったし。叔父が山本KIDで、どうしても結構行くタイプのイメージがあるけど、俺は俺で山本アーセンの道を極めていけたら。

1回、山本アーセン(右)は伊藤裕樹をマットにたたき付ける(撮影・滝沢徹郎)
1回、山本アーセン(右)は伊藤裕樹をマットにたたき付ける(撮影・滝沢徹郎)
試合後、山本アーセン(右)は母の美憂とハグする(撮影・滝沢徹郎)
試合後、山本アーセン(右)は母の美憂とハグする(撮影・滝沢徹郎)
山本アーセンは伊藤裕樹に勝利しセコンドと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
山本アーセンは伊藤裕樹に勝利しセコンドと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)

第3試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/66キロ


山本琢也1回
一本勝ち
横山武司

☆横山武司 (試合後、リング上で)RIZINファン、RIZIN関係者のみなさん、初めまして。横山武司です。柔術をずっとやってきたんですけど、柔術もMMAも仲間も嫁も愛しています。

マジうれしいです。(前日計量で相手が1・6キロオーバーは)最初はおいって思ったけど、関係ないと思っている。(先週の試合で)牛久先輩が下から引き込んで、いろいろ言われていたので、牛久先輩が出来なかったことを自分がやるというのがモチベーションだった。僕の寝技の数はは半端ない。1万分の1くらいしか出していない。これから結婚式があって、新婚旅行があって、カリフォルニアのジムでボコボコにされているところを嫁に見せるという感じ。落ち着くのが7月ぐらいなので。7、8月オファーがあれば、次の試合やれますね。

★山本琢也 ちょっと今回は、(計量オーバーで)いろいろな方に迷惑をかけて申し訳ありませんでした。一回、いろいろな面を体重の問題とか、見つめ直さないといけないと感じたので、今後は考えてまた頑張りたいと思います。1月に試合をして88㌔いって、そこからの減量でした。もともとライト級で、どうするかと。今言うのはあれですけど、まだこんなものじゃないというのを今後見せたいと思います。

横山武司(中央)は山本琢也に勝利しラウンドガールと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
横山武司(中央)は山本琢也に勝利しラウンドガールと記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)


第2試合 RIZIN MMAルール:5分×3回/57.5キロ


ラマザン・テミロフ 1回
KO
浜本“キャット”雄大

☆ラマザン・テミロフ (勝利後、リング上で)日本のみなさん、ウズベキスタンのみなさん、日本で試合ができて光栄に思います。ファンのみなさんに感謝の気持ちを言いたい。ありがとうございます。私の時代が来ることを信じて、前進していきます。

☆ラマザン・テミロフ (インタビュールームにて)突然の爆発があったり、これだけ派手な開会式があるとは驚きでした。オファーがあれば、どんな相手とでも戦うつもりです。昨日、東京にもあるウズベキスタンのコミュニティの人と会ってきた。今、一番食べたいものはハンバーガーを食べたい。

★浜本“キャット”雄大 ここまで多くを語らずやってきたのは、ファンやRIZINからの評価が低い、と思っていた。試合に勝てば、手の平返すことになると分かっていた。それを証明できなくて悲しい。RIZINにペってされるくらいの位置にいる。

1回、浜本“キャット”雄大に勝利し勝ち名乗りを受けるラマザン・テミロフ(撮影・滝沢徹郎)
1回、浜本“キャット”雄大に勝利し勝ち名乗りを受けるラマザン・テミロフ(撮影・滝沢徹郎)


第1試合 RIZIN キックボクシングルール:3分×3回/69キロ


城戸康裕3回
判定(0-3)
木村“ケルベロス”颯太

☆木村“ケルベロス”颯太 良かったです。最高です。この前の会見でも、僕のトラッシュトークとか色々言われていますけど、僕はこのやり方でいきます。城戸選手にリスペクトはある。でも僕は殴り合いしているので。(今後は)YA―MANをしばきたい。大みそかで、オープンフィンガーでも何でもいいので。ここ(有明アリーナ)でYA―MANつぶしたい。(YA―MANは)対戦って言っているけど、戦ってくれない。逃げているやつは嫌い。あいつ、キラキラしているじゃないですか? そういうやつは地獄に落としたい。

★城戸康裕 3週間前に試合が決まって、今日までに13キロの減量か、ということから始まって。RIZINの舞台、やったことないところで、一旦やっと終わったかと、いうところです。ラストの15秒、行かなきゃ良かったなと。俺の中で、行かねーと、つまんねぇ試合していると思って、今思うと、やんなきゃ良かったと思っている。実は再来週、子どもが生まれるんですよ。2人目が。男の子が生まれるので、それを楽しみに。でも本当に動きとか衰えはない。三浦孝太選手がいますけど、キングカズさんみたいに、格闘界のキングカズを目指して、現役生活50、60喜んでいきますので、楽しみにしてください。

3回、木村“ケルベロス”颯太(手前)は城戸康裕にパンチを打ち込みダウンを奪う(撮影・滝沢徹郎)
3回、木村“ケルベロス”颯太(手前)は城戸康裕にパンチを打ち込みダウンを奪う(撮影・滝沢徹郎)

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