プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級3位森武蔵(23=志成)が6月24日、東京・大田区総合体育館で同級5位渡辺卓也(34=DANGAN AOKI)と同級王座決定戦に臨むことが12日、発表された。今年3月29日、東京・後楽園ホールで同カードが組まれたが、ジャッジ3人すべてがドローという引き分け決着。約3カ月後に組まれたダイレクトリマッチとなる。同日には東京・目黒区の志成ジムで両者そろって記者会見に臨んだ。
森は「すぐにチャンスをもらえてうれしい。しっかり結果でお返ししたい。前回がドローの結果なので、しっかり白黒つけたい」と完全決着をつける覚悟を示した。同興行のメインは前WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)がWBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(米国)に挑戦するカードが組まれている。13日に米ラスベガスへ出発する森は、同地でトレーニングしている井岡と合流。キューバ人トレーナー、イスマエル・サラス氏のもとでスパーリングに取り組む予定だ。森は「タイトルがかかるなら再戦はしたかった。まずは自分の試合映像で苦戦したところを見直し、6週間で対策、作戦を練りたい」と気合を入れ直した。
一方、元WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王座に続くアジア王座獲得を狙う渡辺は大阪でのフィジカル合宿、埼玉・秩父での走り込み合宿を完了済み。「試合まで短い期間ですがやれることはやりきりたい。森選手が技術だけでなく、想像以上に気迫ある強い選手だった。少しでも上回れるように、勝ちたいです」と意気込んだ。前回の森戦後、支援者が在住する台湾に足を運び、気持ちを切り替えている。「前回(の森戦)が最後のチャンスだと思って挑んでいた。再戦の話をいただけてうれしかった。大きな舞台でやらせてもらえて意義がある」と気持ちを高ぶらせていた。

