プロボクシング元WBO世界フライ級王者中谷潤人(25=M・T)が“神経戦”となるにらみ合いを展開した。現WBO世界スーパーフライ級1位として20日(日本時間21日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで同級2位のアンドルー・モロニー(32=オーストラリア)との同級王座決定戦に臨む。19日(同20日)には同地で前日計量に臨み、114・6ポンド(約51・98キロ)、対するモロニーは114・5ポンド(約51・93キロ)でクリアした。
計量後、恒例となるフェースオフ(にらみ合い)は28秒間ほど続いた。中谷は「気持ちも感じましたし、ボクも負けないという気持ちで(フェースオフが)長くなりました」と振り返った。今週はMGMグランドのカジノに設置された特設リングで練習を公開。計量も公開だったこともあり、「聖地」に集まるファンの熱気を感じている。
さらに同興行のメインは現4団体統一ライト級王者デビン・ヘイニー(24=米国)-元3団体統一同級王者ワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)戦が組まれており、世界注目の大舞台と言える。中谷は「すごくにぎやかなということは感じている。試合当日はもっとにぎやかになると感じている」と気持ちを高ぶらせた。
計量後には17日から現地入りした父澄人さんお手製のおかゆを食べ、減量で疲労した肉体を回復させた。試合までに5キロほど体重を戻し、コンディションを整えるという。
所属ジムの村野健会長は「今までもタイトル戦に関しては良い内容でした。明日もしっかり自分の力を出して戦ってくれると思います」と大きな期待を寄せる。
中谷は「この試合は重要な1戦だと思っている。大きい舞台でやらせてもらえる。KOするシーンをみせられるようにアクションの機会を増やしたいと思います」と気持ちを引き締めていた。

