元WWE女子タッグ王者のイヨ・スカイが、今年2月以来の同王座返り咲きを逃した。

ユニット「ダメージCTRL(コントロール)」で盟友のベイリーと組み、ラケル・ロドリゲス、ショッツィ組、ロンダ・ラウジー、シェイナ・ベイズラー組、チェルシー・グリーン、ソーニャ・デビル組との4WAY形式WWE女子タッグ王座決定戦に出場したが、ラウジーが11分42秒、ダイビングセントーンを誤爆したショッツィを腕ひしぎ逆十字固めでギブアップに追い込み、新たな女子タッグ王者となった。

スカイは序盤で巨体のロドリゲスにミサイルキックを放ち、グリーン、デビル組にダブルミサイルキックも成功。さらにロドリゲスに串刺しダブルニーでダメージを与えた。ショッツィにフェイスバスター、飛龍原爆固めを浴びるとフラップジャックで応戦。コーナートップに上がると邪魔に入ったラウジーを雪崩式ブレーンバスターで撃退するなど奮闘していたが、あと1歩届かなかった、

試合後、スカイは自身のインスタグラムを更新。昨年9月に女子タッグ王座を初戴冠した際のベルトを持った写真を掲載し「こうなるはずだった」と悔しさを表現していた。ダメージCTRLのメンバーで女子タッグ王者のパートナーだったダコタ・カイが膝前十字靱帯(じんたい)を断裂して手術を受けたばかり。長期欠場が予想されるカイを勇気づける女子タッグ王座獲得はならなかった。