新日本、全日本、ノアの3団体のジュニア王者が顔をそろえた豪華な6人タッグマッチは、全日本の世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生(全日本)が圧巻の大技連発で勝利のフォールを奪った。

ノアのAMAKUSA、全日本の世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生(全日本)、新日本のIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(新日本)が組んで、ノアのGHCジュニアヘビー級王者HAYATA(ノア)、全日本のライジングHAYATO、新日本のマスター・ワト組と、団体の枠を超えたドリームチームで対戦した。

ワトと青柳の顔合わせでスタートした一戦は、終始ジュニアらしくスピードに乗った華麗な技の応酬になった。高橋がチョップの応酬から青柳を後退させると、ラリアット、スライディングキックと連発。その後、高橋とワトの新日本対決も、目まぐるしい技の掛け合いを繰り広げた。

HAYATOと青柳の全日本対決から、リング上で6人が入り乱れる乱戦に。AMAKUSAがリング下のHAYATAにブエロ・デ・アギラを浴びせると会場が大いに沸いた。

最後は青柳がHAYATOにスパニッシュフライをさく裂させ、カウント2で返されたが、すぐにコーナー最上段からのファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪った。

試合後は3団体の王者3人がそれぞれベルトを持ってリング中央に集結。自分が上だと言わんばかりに、競いながらベルトを高く掲げた。

試合後、高橋は「素晴らしいお祭りだった。これがプロレスだと思う。すばらしかった。ライジングHAYATO選手面白いね。興味あるよ。ワトや青柳も最高のライバルになる」と満足げだった。

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