格闘技イベントのRIZINは17日、都内で記者会見を開き、超(スーパー)RIZIN2大会(30日、さいたまスーパーアリーナ)に出場予定だった、朝倉海(29=トライフォース赤坂)が左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷を負い、全治は6週間~8週間程度のため、欠場すると発表した。代役は扇久保博正(36=パラエストラ松戸)で、アーチュレッタと同タイトルマッチに臨む。
海は「僕のけがで欠場することになってしまい、申し訳ございません。ファンのみなさま、アーチュレッタ選手、配信をしてくださるU-NEXTさん、扇久保選手、すみませんでした。この試合がとても重要なことは理解していたし、どうにか出場できないか、考え、いろんな治療を行ってきた。でも、走ったり、深くしゃがんだりすることが出来ない状況。病院の先生から『7月30日までに、レスリング、蹴ったりたりすることが出来ない』と言われました。その状況でリングに立つのはファン、対戦相手にも失礼なことだと思い、欠場することになりました。本当に悔しい、申し訳ない気持ち、けがをした時に、頭が真っ白になって、心の整理がつかない状況でした。けがをしっかり治してRIZINのリングに戻ってくることを誓います。年内に復帰して、今よりも強くなって、ベルトを巻けるようにしたい」と神妙な面持ちで語った。
全治6~8週程度だという。今月4日、MMAのスパーリングの際に「相手を投げようとした時に、膝が変な方向に曲がって、そこに相手が乗った」と説明。そこからPRP注射、幹細胞注射、高気圧酸素カプセルなど、あらゆる方法で早期回復に尽力したが、12日に榊原CEOと面談し、7月30日に間に合わないという結論に至った。
同CEOは、初期段階からバックアップを考えるに至り「海に代わる選手はいないが、ふさわしい選手を用意しないといけない」と扇久保の名前を即座にリストアップ。海と会う前の11日に、今回の代役の可能性について、扇久保本人に話をしていたという。扇久保はフライ級へ転向していたが、今回の経緯を聞く上で「5年前、ボクがRIZINに上がった理由は堀口恭司選手と戦うためでした。ただ、この5年間RIZINで戦ってきて、榊原さんをはじめ笹原さん、中野さん、柏木さん、たくさんの人に家族のように支えてもらいました。家族が困っている時に黙っている男はいない」と男らしく、リングに上がる決意をした。

