プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)が9月18日、東京・有明アリーナで同級8位アルヒ・コルテス(28=メキシコ)との初防衛戦に臨むことが19日、都内で発表された。
今年5月20日に米ラスベガスでアンドリュー・マロニー(オーストラリア)との同王座決定戦に臨み、左強打1発KOで世界2階級制覇を成し遂げた中谷は「ラスベガスでインパクトを残せた。僕のキャリアの中でもピックアップされるシーン。それを更新できるようにしたい」と、凱旋(がいせん)試合で衝撃シーンの再現を誓った。
コルテスは昨年9月に2階級制覇王者でWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に判定で敗れたものの、同級最強と呼ばれるエストラーダを苦しめて評価を上げた。「すごく好戦的なので自分のバランスを崩さず、いいタイミングを見つけてKOしたい。勢いがある選手なので、勢いづかせずに自分のボクシングスタイルにはめ込んでいきたい」と王者に油断はなかった。
初防衛成功後の青写真も描いている。「今回の試合の次にでも統一戦をしたいという気持ちが強い。エストラーダ選手とやりたい。今回はそこに向けた大事な一戦。いい試合をしたい」。自然と中谷の言葉に気合がこもった。
なお今回の中谷の防衛戦は、無敗の格闘家で今年4月に白星デビューを飾った日本スーパーバンタム級7位の那須川天心(24=帝拳)のプロ第2戦、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)の、WBC同級1位ヘッキー・ブドラー(35=南アフリカ)との防衛戦(WBA2度目、WBC3度目)と同じ興行で行われる。【首藤正徳】

