IQレスラー桜庭和志(54)プロデュースの組み技格闘技イベント「QUINTET」で、桜庭の長男・大世(たいせい)が鮮烈なプロデビュー戦を飾った。

04年アテネ、08年北京オリンピック(五輪)柔道男子66キロ級2大会連続金メダルの内柴正人(45)と75キロ級契約スペシャルシングルマッチで激突。ヒザ十字固めで一本勝ちを収めた。先にマウントを許し、劣勢が続いていたものの、父譲りの長い手足をいかしたしなやかな動きでしのぐと一瞬の隙を突いて勝負を決めた。

強豪の大学柔道部に所属するなど幼少時から10年間は柔道一筋。男子73キロ級を主戦場としてきた桜庭だけに、内柴との対戦カード決定時は「えー、まさかの柔道対決ですか。柔道では絶対勝てないですからね。めっちゃ力が強そうですけど。練習頑張ります、それしかないです」と強い意気込みを示していた。

桜庭は大学卒業の21年3月、東京・六本木で開催されたQUINTETファイトナイト6大会で、アマチュア格闘家として本名を隠して「SAKU Jr.」としてエキシビション戦に出場。「格闘家デビュー」戦で柔術をバックボーンにする鈴木和宏との8分勝負で一本勝利を挙げていた。その後、一般企業に就職したものの、プロ転向を決断。この内柴戦がプロ転向初戦だった。