RIZINの榊原信行CEOが、ドーピング陽性の木村“フィリップ”ミノルの仰天パフォーマンスにあぜんとした。

全10カードを終えて大会を総括。安保瑠輝也-宇佐美正パトリックの試合後に、カメラに抜かれ、中指を立てた木村について「すごい人だな、と。開き直っているのか…」と複雑な表情を浮かべた。団体としては、木村に対して半年間の出場停止を科している。一方で他団体への強制力はない。同CEOは「僕らは彼の未来を、どうこう出来ない。RIZINの姿勢は半年のインターバルをあげるので、体をクリーンにして、心技体整えてくれればRIZINに出る権利がある」とうなずいた。

木村の所属するBattle-Box(バトルボックス)の渡辺一久会長は22日に、木村に対して「“無期限の試合出場”を命じます」と今後の姿勢を示した。そのことについても、榊原CEOは「無期限の出場も、よく分からない」とした。木村が中指を立てた後に、着用していたTシャツを脱いだことには「上着脱いでも、パキパキで…。大丈夫?って、そんな気持ちにしかならなくて。国内の団体で、ミノルにオファーする団体はないと思いますよ。考え方も、フィジカルも作り直すしかないと思いますよ」と、バッサリ斬った。

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