プロボクシング元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎の次男、辰吉寿以輝(27=大阪帝拳)が、強打の日本ランカーとの真っ向勝負で進化を証明する。来年1月23日、エディオンアリーナ大阪で開催されるAmazonプライムビデオ・ライブボクシングで、日本バンタム級11位与那覇勇気(32=真正)と54・5キロ契約体重8回戦で対戦することが14日、都内で発表された。
もともと11月15日に東京・両国国技館で予定されていたが、メインイベントに出場予定だったWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が負傷したため延期になっていた。約2カ月のスライド開催になったが「(延期決定後も)ふつうに練習していた」と、まったく意に介していなかった。
対戦する与那覇は、無敗の格闘家から鳴り物入りでプロボクシングに転向した那須川天心(25=帝拳)のプロデビュー戦の相手を務め、判定負けしたが那須川の強打に終了ゴングまで耐えた。13勝中8KO(5敗1分け)と強打もあるが「すごくいい相手なので、ど突き合いをして勝ちます」と辰吉。
20年11月6日に今村和寛(本田F)とのスーパーバンタム級8回戦で負傷引き分け。その後は負傷やコロナ禍もあり試合から遠ざかっていたが、今年8月6日に2年9カ月ぶりの試合で5回TKO勝ち、無敗の戦績を14勝(10KO)1分けに伸ばした。会見で辰吉は「3年前より強くなっている」と語った。その言葉をリングの上で証明する。【首藤正徳】
▽辰吉寿以輝(27=大阪帝拳) (ブランク前の)3年前より強くなっています。(与那覇は)すごくいい相手なので、思い切りど突き合いして勝ちます。
▽与那覇勇気(32=真正) 天心選手に負けたにもかかわらず呼んでもらえて感謝。(辰吉は)正統派でパワフル。先にどでかいのを当てたもの勝ち。

