立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)が23日に「RISE176」(後楽園ホール)を開催する。大会の見どころを紹介する。

2月23日はRISEにとって特別な日。21年前の2003年2月23日に、旗揚げ大会「R.I.S.E. 1st」がゴールドジムサウス東京アネックスで開催された。

旗揚げ記念日興行は20年からスタート。昨年は「RISE165」&「RISE166」を昼夜興行として開催した。今年も後楽園ホールで旗揚げ記念日興行が行われる。

今回のテーマは“RISEの未来”。サッカーではフル代表の他に、五輪代表(23歳以下)やU-20代表など世代別の代表チームが存在するが、今大会に出場する全26選手のうち16選手が25歳以下、5選手が10代というラインアップ。まさに今後のRISEを担う選手たちが集まった大会といえる。

新世代の代表格がメインイベントに登場する。第2代RISEフライ級王者・数島大陸(りく、21)。20年からRISEに参戦し、22年には初代フライ級王座をかけて田丸辰と対戦。この時はベルトに手が届かなかったが、昨年10月に松本天志を下して第2代王座に就いた。

王者として迎える初戦の相手はRISEでも猛威を振るっているムエタイのペッティンディーアカデミーから参戦するクンスック。これまで日本人相手にキャリアを積んできた数島がいよいよムエタイの強豪に挑む一戦になる。

数島と同じくムエタイとの戦いに打って出るのが18歳の長谷川海翔。22年10月から参戦し、無敗街道を突き進んでいたが、昨年11月の「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級(-53キロ)トーナメント」決勝で政所仁を相手に初黒星。無敗記録が12でストップした。今回の再起戦では元ラジャダムナンスタジアムミニマム級王者サンチャイ・TEPPENGYMとの対戦。サンチャイの老練テクニックをどう崩すかが注目される。

18歳・塚本望夢と17歳・JINの10代対決はフライ級の生き残りをかけた戦い。19歳の末國龍汰(空龍から改名)は連敗脱出を目指して実力者・麗也に挑む。昨年11月のFIGHT CLUBで初黒星を味わった22歳の小林穂夏も46戦のキャリアを誇る百花との対戦だ。

すでに実績十分で新世代の印象が薄い安本晴翔も2000年生まれの23歳。対戦相手の元RISEフェザー級王者・梅井泰成も25歳と、どちらもここからキャリアを作っていく年齢だ。

RISE伊藤隆代表は大会前のインタビューで今大会、そして今後のRISEを担うファイターたちに期待とともにこんなメッセージを残した。

伊藤隆代表 今の若い選手たちは良い意味でもっともっとガツガツ・ギラギラしてほしい。オラつけとは言わないですけど、もっともっとガツガツ、ギラギラしてもいいのかなって。そういう選手の方が見ていて面白いじゃないですか。持って生まれ持ったものもあるだろうけど、もっとみんな自己主張するべきですね。

(那須川天心は)野心というんですかね、欲がすごかった。これをクリアしたら、次はこうしたいというのをどんどん有言実行していました。だから今の選手たちも、もっともっと野心を持ってギラついてほしいです。

ここに出ている選手たちが数年後『エルドラド』に出て、絶対にそこのメインになってくると思うので、2月の『RISE176』と3月の『エルドラド2024』はセットで見た方が絶対楽しいです。青田買いじゃないですけど、RISEは後楽園大会を見るからこそビッグマッチが面白いので。

各選手には自分の存在を大いにアピールしてもらいたいし「俺がRISEを引っ張っていく」、そういう選手に出てきてほしいです。そして全員が主役になるチャンスがあることも忘れてほしくない。RISEは『良い試合したやつが主役だよ』です。

◆RISE176対戦カード◆

▼メインイベント Super Fight!-52キロ契約3分3R延長1R

数島大陸(及川道場/第2代RISEフライ級王者)VSクンスック・ペッティンディーアカデミー(ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P 3位)

▼セミファイナル フェザー級(-57.5キロ)3分3R延長1R

梅井泰成(Mouton/同級2位)VS安本晴翔(橋本道場/同級4位、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)

▼第11試合 スーパーフライ級(-53キロ)3分3R延長1R

長谷川海翔(誠剛館/同級3位、第4代DEEP☆KICK-53キロ王者)VSサンチャイ・TEPPENGYM(TEAM TEPPEN/元ラジャダムナンスタジアムミニマム級王者)

▼第10試合 フライ級(-51.5キロ)3分3R延長1R

塚本望夢(team Bonds/同級1位、初代DEEP☆KICK-51キロ王者)VS JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者、ジャパンカップバンタム級=53キロ王者)

▼第9試合 フライ級(-51.5キロ)3分3R延長1R

末國龍汰(フリー/同級3位、※空龍よりリングネーム、所属変更)VS麗也(team AKATSUKI/元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者、第7代新日本キックボクシング協会フライ級王者、※治政館より所属変更)

▼第8試合 ライト級(-63キロ)3分3R延長1R

伊藤澄哉(戦ジム/同級2位)VS足利也真登[やまと](Fight Club Rush./第5代DEEP☆KICK63キロ級王者、初代S-1ミドル級王者)

▼第7試合 スーパーライト級(-65キロ)3分3R延長1R

麻火佑太郎(PHOENIX/同級3位)VS野村太一(K’Bスポーツジム)

▼第6試合 アトム級(-46キロ)3分3R延長1R

百花(魁塾/同級3位)VS小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷/JAPAN CUP 2022女子-50キロトーナメント準優勝)

▼第5試合 バンタム級(-55キロ)3分3R延長1R

伊東龍也(りょうや、HAYATO GYM/同級13位、Stand up King of Rookie 2022-55キロ級優勝)

松永隆(りゅう、新宿レフティージム)

▼第4試合 フェザー級(-57.7キロ)3分3R

翔磨(TEAM-ANOTHER/第6代DEEP☆KICK-55キロ王者、HOOST CUP日本バンタム級王者、※多田ジムより所属変更)VS竹内賢一(Ten Clover Gym/第4代Bigbangフェザー級王者、初代S-BATTLE KICKフェザー級王者)

▼第3試合 ウエルター級(-67.5キロ)3分3R延長1R

野口紘志(橋本プレボ/同級7位、Stand Up King of Rookie 2023-67.5キロ級優勝)VS中村龍(フリー)

▼第2試合 フライ級(-51.5キロ)3分3R延長1R

ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN/同級6位)VS弾丸風太(TEAM KAZE)

▼第1試合 フェザー級(-57.5キロ)3分3R

指田烈(TEAM TEPPEN)VS野村勇人(GONG-GYM坂戸)