プロボクシング元世界3階級制覇王者の田中恒成(28=畑中)が史上最速、日本男子3人目の世界4階級制覇に向け、強い決意を示した。24日に東京・両国国技館で開催される「プライムビデオプレゼンツ・ライブボクシング7大会」に登場。WBO世界スーパーフライ級1位として、同級2位クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)との同級王座決定戦に臨む。22日、東京ドームホテルで記者会見に出席し「良いコンディション。フィジカル面においても、メンタル面においても4階級制覇王者になる、世界王者になる準備が今できている」と自信を示した。

WBO世界ミニマム級王座を皮切りに、WBOライトフライ級、WBOフライ級と無敗のままで3階級制覇を達成。しかし20年大みそかに井岡一翔(志成)に8回TKO負けでプロ初黒星。約3年2カ月を経て、4階級制覇への再チャレンジする。21戦目で世界4階級制覇を達成すれば元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)の24戦目を抜く最速記録。モチベーションは高い。

田中は「試合まで、そして試合中、どんなにイレギュラーことが起ころうとも、自分自身がぶれずに立ち向かう。この3年間、世界王者になることを望んで待っているファンのために、必ず勝って世界王者になる姿をみせるという気持ちを、どんな状況でも忘れないこと」と勝つために不可欠なポイントを挙げた。

ベルトを争うバカセグアはKO率こと高くないものの、パンチの手数が多く好戦的なメキシカン。世界初挑戦という王座獲得への意識も高い。田中は「勇敢で、どんどん出てくるファイターだと思う。激しい試合になると思う。そんな試合をしっかりと受け入れて、そこに臨む準備もできている」と最後まで平常心。所属ジムの畑中清詞会長は「勝つ自信は100%ある。(田中にとって)3年ぶりの世界戦ですが、世界戦のキャリアが(バカセグアより)上回っている」と太鼓判を押した。