プロボクシングIBF世界フェザー級1位阿部麗也(30=KG大和)が待望の世界初挑戦に備え、24日に渡米した。

3月2日(日本時間3日)に米ニューヨーク州ベローナのターニングストーンリゾート&カジノ同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(30=メキシコ)に挑戦する。所属ジムを通じ「ここまでは完璧にきました。あとはニューヨークに乗り込んでベルトを取ってきます!!」と意気込みを示した。

昨年4月、元世界王者キコ・マルチネス(スペイン)とのIBF同級挑戦者決定戦に判定勝ちし、次期挑戦権を手にした。約11カ月ぶりのリングが初の海外マッチ、待望の世界初挑戦となる。神奈川県にある大手自動車部品・建築機械部品メーカー、プレス工業の藤沢工場に勤務しながらプロボクサーとして世界挑戦までこぎつけた。会社では作業着姿で8時から17時まで主にトラック部品を作る。ジムワークは20時から約2時間程度だ。

所属ジムの片渕剛太会長ら陣営とともに米国に向かった阿部は「デビュー当初はフィットネス会員だった自分が10年かかって世界王者になる姿をみてほしい」と意気込んでいた。

 

◆阿部麗也(あべ・れいや)1993年(平5)3月25日、福島県生まれ。耶麻郡生まれ。中学まではバスケットボール、陸上砲丸投げを経験し、会津工高からボクシングを開始。アマでは国体8強で、戦績は7勝8敗。プレス工業就職を契機に神奈川県に転居し、同僚に誘われて一般会員としてKG大和ジムに入門。13年6月にプロデビューし4回判定勝ち。14年には全日本フェザー級新人王を獲得。22年5月、日本、WBOアジアパシフィック同級王座を獲得。家族は夫人と2男。身長172センチの左ボクサーファイター。