ファンも驚きのデビュー戦となった。元AKB48の湯本亜美が、角田奈穂とのタッグで登場し、桐生真弥、HIMAWARI組に勝利を収めた。

「亜美~」の声援が響く中、新人離れした軽快な動きに観客からはどよめきが起こった。序盤は相手の連係技に苦しんだが、ロープに逃げて回避。その後、コーナートップからリング下の桐生に向かって豪快に飛び込み、動きを止め、角田の3カウントを呼び込んだ。試合前から「アクロバットを生かした技をやりたい」と話していた通りのパフォーマンスで会場を驚かせた。

アイドル時代の経験からか「緊張より楽しみの方が上回っていた」という。パートナーの角田から、大会が始まり「そろそろ準備しないと」と言われると「歯磨いてきま~す」と答えるという大物ぶり? も発揮。試合後には勝利の喜びよりも「練習ではできていたことをもう少し出したかった」と悔しさをにじませた。他の仕事の関係上、今後の参戦は未定だが、「(角田)奈穂さんとまた組んで出たい」と胸の内を明かした。

もともと17年のテレビ朝日系「豆腐プロレス」にも出演したことはあるが、プロレスラーとしては初めてのリング。「生の声援は力になった。おてんば娘と言われてきたのは今も変わらないので、これからも跳びはねていきたい」。デビュー戦勝利で手応えを感じた「プロレスラー湯本亜美」がさらなる飛躍を誓った。